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名香1

日の落ちるのがすっかり早くなり、秋の気配が濃く漂っています。
新商品がたくさん出るのもこの季節。
涼しくなり始めると、香りをより楽しめるようになります。

歴史のある名香を付けたくなるのも、この季節。
深みのある香りは、下手に付けると香りに負けてしまうけれど、それに似合いたいという気持ちを大切にしたい。
いつかこの香りに追いつくんだ、という背伸びする心が、自分を成長させてくれるような気がして。

今年、積極的に付けようと目論んでいるのは……

*ミルEDT(ジャン・パトゥ)
言わずと知れた「世界一高価な香水」。森瑤子や山田詠美の小説で知りました。
香りは、ほんのり甘く、たおやかな、柔らかな……普段着には無理な、高貴な香り。
ジャスミンの甘さの奥に、お香を思わせるような重厚さがあります。

*ジョイEDT(ジャン・パトゥ)
これもジャン・パトゥの名香。こちらはバラの香りが中心。
ほのかにパウダリック、大輪のバラの花束を思わせます。
女らしく上品な装いに合わせて使いたい。

*レール・デュ・タンEDP(ニナ・リッチ)
EDTはアルデハイドの強さが際だちますが、EDPはこっくりとした深みがあります。
クラシカルだけれど、古くさくはなく普遍的な女性らしさ・強さを感じる香り。
カーネーションやナツメグのスパイシーさがあって、甘さや優しさ一辺倒ではありません。

*ジオEDT(アルマーニ)
既に廃盤になって久しい。フローラルを重ねた重厚な甘さ。
蜜のような甘さは、乾いた空気の中で漂わせると素敵ではないかと。
スーツの時に付けたい香り。大人の女、という感じがして。


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